製造元の崎山 淳子さん

沖縄美健 (2009年10月28日 11:00)

  

 

理念と経営 10月号 『女性が主役』に、製造元の崎山酒造廠 総務管理 崎山 淳子さん(奥さん)の



記事がありました。 
 

 

 

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記事より   (ここから)

 よりうまいものを造ろう
          より品質の高いものをめざそう




どうせやるなら、徹底的にやろうと 

 四代目の夫・和章は、東京農業大学で酒造りを学び、醸造試験場での勉強後、現場に入って泡盛を造り始

め、酒造りに関しては彼なりの世界観と、こだわりをもった人です。私は四十七歳まで公務員として働き、生活

や休暇など自主的に計画のできるゆとりある生活をしていましたが、義母にならって入社。泡盛のことも、会社

の経営のことも何もわからない一からの出発で、社員さんにもずいぶん迷惑をかけたと思います。

 でも私自身は、どうせやるなら徹底的にやろうと心に誓っていました。会社に入ると決めた二年前から、土・日

には酒造りの現場に入らせてもらい、酒造りを勉強しました。気がつくと、家でも造りの本や論文を読み、夫か

ら習う毎日でした。

 入社当初は社員さんも少なく、営業は一人、夫は経営、夜の営業と配達、造りの指示など、一人何役もこな

していました。入ったばかりの私は、こんなに大変なことをいつもしていたと思うと、感謝と理解も深まりました。

そして、より一層四代目を支えて、社員さんを支えていかなくてはとの思いを強くしました。



効率化と品質管理がひとつの形となって 

 入社後すぐに取り組んだのは、詰口ラインの効率化と機械化でした。ラインの傍に立って半日見続け、質問

したり、本数を数えたり・・・・・、社長の奥さんがずっと見張っているようで、社員もきつかったと思います。でも、

このデータ取りによって、一日の詰め本数は三倍以上改善することができました。その後も、いろいろな改善

案を出していくなかで、「無理難題である」と、社員さんからのクレームも多々ありました。

 当時はもろみ酢のブームで、稼働率一二〇㌫もありましたが、品質管理の面ではクレーム等も多くありまし

た。私は、製品の詰めを社員全員で終えた後に、夜遅くまでクレーム書をまとめたり、提案書を書いたりと、総

務、営業、クレーム担当と多忙を極めていました。しかし、お互いのチームワークをいちばんに考え、社員さん

の給与や待遇なども改善していくなかで、私からの強制ではなく、社員一人ひとりがレベルアップし、徐々に効

率化と品質管理がひとつの形となって生み出されてきたように思います。

 現在では、社員さんも増え、新たなもろみ酢工場も完成し、より一層品質管理の整った場所で、製品造りが

可能になっています。創業百年目に打ち出したイノベーションは、若返った社員さんたちのやる気に支えられ、

うまい泡盛造り研究の原動力となり、よりうまいものを造ろう、より品質の高いものをめざそうとする共通の目標

になっています。 

 気がつきますと、私が皆を支えていこうと頑張っていたはずが、夫に支えられ、義母に支えられ、社員さんに

支えられ、お客様に支えられている毎日です。                        (ここまで)

弊社のノニジュース 崎山酒造廠 もろみ酢工場にて製造されています。 

崎山 淳子さん ステキです。

  

 

 

 

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