食べて元気! 食べてキレイ!!
~あなたをニコニコ元気にするちょっとイイ話~
(弊社コミュニケーション誌 チャンプルー通信6月号より)
あなたの健康を応援します!
~エネルギーは三つの栄養素から!~
前回のコラムで、カロリーは生きていくうえで重要なものだというお話をしました。では、元気の素となるカロリーをしっかりとるコツを今回は紹介をしたいと思います。
炭水化物+たんぱく質+脂肪=カロリー
三大栄養素という言葉を聞いたことがありますか?
①炭水化物 栄養素の種類の中でご飯などの穀類に多く含まれている。
②たんぱく質 お肉やお魚・お豆腐・卵などに多く含まれている。
③脂質 油脂類に代表される。
この3つの栄養素が「カロリー」をもつ栄養素。
つまり生きていくために必ず必要なものであるということです。
ビタミンやミネラルといった栄養素もありますが、これらはカロリーをもたず、
身体の調子を整える働きを得意としています。
運動や脳のエネルギーとして速やかに働いてくれるのは炭水化物。
24時間、寝ても起きても身体は働き続けるのでしっかり摂らなくてはいけません。
そして主に身体の材料となるたんぱく質。
筋肉や臓器、骨、皮膚や血液、そして身体の抵抗力を高める免疫の抗体など
あらゆる部分がたんぱく質を材料につくられます。
そして脂質は太るイメージの代表として嫌がられますが、
血管の弾力性を高めたり、臓器などの保護や身体からの放熱を防ぐなどに役立ちます。
また、潤いの元として水分を保つ役割も。
美肌には適度な油分がないとカサカサなお肌になってしまいます。
このようにそれぞれの役割を担っている三大栄養をバランスよく摂ることが、
実は健康的な食事には大切なことです。
三大栄養素のグッドバランスは?
炭水化物をしっかり食べていますか?
三大栄養素の摂り方には、理想的なバランスがあります。PFCバランスといって
炭水化物:65%以上
脂肪:25%以下
たんぱく質:15%ぐらい
この比率でカロリーバランスをとることです。
なんだか難しそうですが、簡単に理想的なバランスに近づける方法を紹介しましょう。
まず、お弁当箱に1食分のご飯とおかずを詰めるイメージをしてみてください。
その際、主食となるご飯が半分以上になるように主食とおかずのバランスを取るだけです。
最近では、ご飯の量よりおかずの多い華やかな食卓が多いと思います。
でも、おかず中心の食事は、栄養が豊富そうですが、
脂質の比率が多くなってしまうだけでなく、塩分量も多くなる可能性があります。
カロリーの数値を気にするより、主食とおかずの分量比率を見直してみる。
特にご飯を主食にしっかり食べる事を意識すると、
自然にPFCバランスが理想に近い比率に変化する方が多いです。
カロリーという数値だけを気にするのではなく、中身を意識して食卓の内容を
チェックしてみるのも、健康的な食生活の第一歩になると思います。
柏原 幸代 (かしわばら ゆきよ)
管理栄養士
食ライフデザイン株式会社 代表取締役
健康食育検定協議会 理事長
共立女子大学食物学科管理栄養士コース卒業後、流通業界で
働きながらスポーツインストラクター養成スクールに通い、身体の
ことを学ぶと共に心身を鍛える。
現在は、食ライフデザイン株式会社を設立し、栄養士の育成と
栄養士の活動フィールドを広げる取り組みを行っている。
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