食べて元気! 食べてキレイ!!
~あなたをニコニコ元気にするちょっとイイ話~
(弊社コミュニケーション誌 チャンプルー通信10月号より)
あなたの健康を応援します!
残暑とは、立秋(8月8日頃)から秋分(9月20日頃)までの暑さの事を言います。
今年は、8月に入り猛暑が続き、8月中旬過ぎに一時的に涼しい日が続く等、
例年以上に温度差のある残暑ですよね。
さて最近、残暑が明け気温が涼しくなってからも
「なんとなく疲労感が残っている」「食欲が出ない」等と
感じる方が増えてきているようです。
「残暑バテ」なんて言葉も生まれており、多くの方がその疲れを
10月に入ってからも引きずる事があるようです。
毎年、秋に入っても疲れが抜けない方・・・「冷え」を見直してみませんか?
■残暑バテの原因
「残暑バテ」の原因として、様々なことが言われています。
たとえば、
①室内と室外の温度差が激しい事による体温調整に対するストレスや、
湿度によるストレスによって自律神経に負担がかかる。
②睡眠の質の低下。暑さによる寝苦しさ、もしくは、
涼しい一定の温度内で眠ることによって
かえってカラダを冷やしてしまっている等
③水分の取りすぎ
④食欲低下によるエネルギー不足・・・等
特に今年は、節電の影響で扇風機(サーキュレータ)が
非常に売り上げを伸ばしたようですが、この扇風機(サーキュレータ)も、
寝苦しいからと体に風が直接あたるようにしてしまう事で、
かえってカラダを冷やしてしまい、ダルさを残してしまう原因にもなるようです。
■カラダ冷えていませんか?
気温の高い時期に「冷え」なんて、無縁だと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
でも、私たちが暑さ対策で快適に過ごしたいと考え実行してきた事が、
かえって気づかないうちにカラダを冷やしてしまっているケースが多く見られます。
カラダが冷え、食欲不足でエネルギーが十分にカラダに入ってこないと
代謝力が落ち、疲れやすくなったりします。
大人になると、なかなか熱を測る機会もなくなると思いますが、
少し疲れているな?・・・と、この時期思うのであれば、
一度ご自身の体温を測ってみてはいかがでしょう。
実は免疫力が活発に働く体温は、36度5分と言われています。
そしてこの体温が下がるにつれ免疫力が低下することが分かっています。
最近は男性でも35度台の平熱の方が増えてきています。
健康のためには、まず免疫力が活発に働きやすい36度5分前後に
ご自身の平熱を維持することも大切です。
季節は「食欲の秋」。夏の疲れを取るためにも、体温を維持するためにも、
美味しく、楽しく、旬を味わい、エネルギーをきちんとチャージしたいですね。
柏原 幸代(かしわばら ゆきよ)
管理栄養士
食ライフデザイン株式会社 代表取締役
健康食育検定協議会 理事長
共立女子大学食物学科管理栄養士コース卒業後、流通業界で
働きながらスポーツインストラクター養成スクールに通い、身体の
ことを学ぶと共に心身を鍛える。
現在は、食ライフデザイン株式会社を設立し、栄養士の育成と
栄養士の活動フィールドを広げる取り組みを行っている。
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