食べて元気! 食べてキレイ!!
~あなたをニコニコ元気にするちょっとイイ話~
(弊社コミュニケーション誌 チャンプルー通信7月号より)
あなたの健康を応援します!
今年は、例年より早い梅雨入りがニュースになり、
天候も不順なことから体調を崩されている方も多いと聞きます。
繰り返しになりますが、私たちのカラダは食べたものからできています。
つまり、毎日の食事を楽しむことが元気の源になるとも言えます。
前回までのコラムの中で、皆さんに食事を楽しんでもらうために、
カロリーの考え方、カロリーの中身のお話をしてきました。
細かい数値を気にするのではなく、食事の中身を気にしましょうという提案です。
そうすると次に皆さんが気になる事は、
「何を食べればいいのか?」という事かもしれませんね。
でも、その前に・・・
きちんと栄養にできますか?
日々、テレビなどで特集されている健康情報。
「○○が、カラダにいい」とか「○○は、△△に効く」など、数多くの情報が流れています。
スーパーに行けば、その日テレビで良いとされた食材は、
完売・・・と言うことも少なくありません。
テレビの健康情報で伝えられている食材には、
カラダに何かしらのいい役割を果たす「栄養素」が確かに含まれています。
しかしどんなにカラダによい「栄養素」を食べたとしても、
その栄養素がきちんと消化されカラダに吸収されなければ、
自身の「栄養」にはならないのです。
カラダによいと言われるものを一生懸命食べたとしても、
「栄養」にならなければ意味がありませんよね。
そこで今回は、「何を食べればいいのか?」の前に、
どう食べれば「栄養」になるのか?を考えましょう。
きちんと栄養にするために
食べたものを自分の「栄養」にするコツは、「早食い・ながら食い」をしない事です。
「な~んだ、そんな簡単な事・・・」と思うかもしれませんが、
私たちは日ごろの生活の忙しさの中で、ついついきちんと咀嚼せずに食事をしています。
また麺類や、軟らかい加工食品などが増え、たとえ噛むことを意識していたとしても
実際の噛む回数が減っているのが現状です。
咀嚼は消化の第一歩!きちんと咀嚼することで、胃腸が活発に動き消化を促します。
きちんと消化されなければ、腸に負担がかかりますし、
その結果栄養素がカラダに吸収されにくくなるのです。
簡単な事、当たり前の事ほどついつい見落としているケースもあります。
改めて、ご自身の食事の仕方を振り返りきちんと噛んで食べているか考えてみてください。
そして、どうしても早食いが直らない場合は、1口目だけでも100回噛むとか、
野菜などを普段より大きめに切ったり、いつもより硬めに火を通したり・・・
意識しなくても噛まなくてはならない献立を考えるのもひとつの手ですよ。
次回は、「何を食べればいいのか?」を「食べてはいけないものはない!」という
新しい発想に転換し、食事を楽しむコツをお伝えしたいと思います。
柏原 幸代 (かしわばら ゆきよ)
管理栄養士
食ライフデザイン株式会社 代表取締役
健康食育検定協議会 理事長
共立女子大学食物学科管理栄養士コース卒業後、流通業界で
働きながらスポーツインストラクター養成スクールに通い、身体の
ことを学ぶと共に心身を鍛える。
現在は、食ライフデザイン株式会社を設立し、栄養士の育成と
栄養士の活動フィールドを広げる取り組みを行っている。
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